フローリングのDIY 無垢の杉

2021年8月9日 22時07分

 今朝は起きて一階に降りてみると驚くほど涼しい。台風9号がこのあたりを直撃せずにかすめていく程度であるおかげで、ほどよい風と涼しい気温といういいとこどりの一日になった。朝食を終えると、畳を上げて中途半端な状態の床をなんとかしないといけないので、その足で近くのJuntendoに向かった。お目当てはもちろん

 無垢杉のフローリング。予め必要面積を計算してあるので、これを3束買えば埋めれる計算に。3束でだいたい16,000円程度。他にも安くてしっかりしたものは売っているが、色々と加工されて作られているものはホルムアルデヒドをはじめ、身体に悪い物質を放っているということもあるので、今回は無垢材を選択。

  入る前提で毎度買い物をしているが、やはり200cmの材木をひょいと乗せれるウェイクはやはり素晴らしい。

 張る前の状態を撮影。むき出しの状態で過ごしていた短い日々も今日で終わる。フローリングは置いてはめれば終わりではなく、釘かネジで一枚一枚固定しないといけない。

 こんな要領で斜めに一枚につき7本。ただ、「7本」というのはJuntendoのスタッフのくれた説明の紙に書いてあったことで、そんなに止めなくてもいいやと思った私は両端2本に省略した。それでもしっかりと固定されている。

 ここまできたらあと一枚入れるだけなのだが、この作業が今日一番の難関であった。残り一枚がまさかピッタリはまるはずもなく、ここで初めて購入しておいたこいつの出番である。

 京都に帰った際、ホームセンタームサシで購入した。通常価格が6,980円、セールで5,980円、しかし行った日にはなんと4,980円となっていたので即購入した。しかしレジに持っていくと5,980円と表示され「あれ?4,980円になってますよ」と伝えるとスタッフは慌てて担当者に電話をする。なんだかんだで値段を打ち直して4,980円になってしまった。後でそのコーナーを横切ると「5,980円」に戻っていたので店側のミスだったらしい。申し訳ないが得してしまった。

 そんなことよりもすごいのが、この丸ノコにはおまけでRYOBIのいいチップソー替え刃(S23)がついている。付属の刃よりも鋭くきれいに切れる。Amazonのレビューにも「付属の刃は換える前提で買ったほうがいい」と書いてあったので助かった。こういう類のアイテムを買ったり使うことに「異常なまでに」興奮してしまうということに最近つくづく感じさせられる。

 この列最後の一枚。丸ノコでぴったりサイズに切ったはいいものの、ぴったり過ぎて中々スライドで入っていかない。手持ちの金槌はそんなに大きなものではないので力不足。カンカンと耳に響く音で数百回叩いてようやくはめ込んだ。手が腱鞘炎になるところだった。

 残りおよそ半分だが、そのままでは入らないのでまた丸ノコで今度はサイズ調整し、同じように同じ方向ではめていく。ずらすはめ方もあるのだが、今回は面倒なのでそのまま並べる。外で切断作業をしていると向かいの畑で隣のおばあさんが仕事をしていた。久しぶりだったのでおばあさんが休憩中に話しかけ、世間話をした。なんでもこの辺りは秋が一番いい季節らしい。確かに、うちの庭の栗が食べごろな時である。

  「ほぼ」完成の様子。右端の小さな残りは明日終わらせようと思う。時間を見るともう7時。半日で終わると思っていたが意外と時間が掛かった。座り込み、靴下を脱いで大の字で寝転ぶ。杉の香りがする。腰が痛い。我ながらよく頑張った。さて家具を一先ず戻す。

 設置したスポットライトの光を杉が美しく反射させる。これは冬も楽しみである。写真中の石油ストーブは冬季用に早くも買っておいたCORONAのSL-6620W。このスペースは日中も日が入りにくいのでこのチェアやベンチもウォールナットではなくメープルやパインのような明るい色に変更予定。

 また奥にあるカウンターキッチンは元々私塾に設置してあったものをこちらに持ってきた。まだ収まりが悪いがこれから微調整の予定である。やりだしたらキリがない。とにかく今日は疲弊した。

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