2023年2月8日 22時31分
今月末をもって小学生の集団レッスンが1周年を迎えることとなりました。と同時に、この節目に集団レッスンは廃止という決断を致しました。その理由は以前にもブログに記した通りです。やはり中高生ならともかく、小学生の集団レッスンのパフォーマンスは著しく低くなってしまいます。
また今年に入って小学生の個別指導が内外共に増え、その指導をするにつれて一層に小学生に対する個別指導の良さが見えてきました。承認欲求極まる小学生の場合、個別であればその生徒だけを見てあげることができますし、肯定しつつ語り掛けてあげれば自ずと結果は見えてきます。一方で同じ生徒でも集団に入った途端に別人のようになってしまいます。
小学生の性と言えばそこまでですが、そこに追い打ちをかけているのは日本社会特有の「同調性」でもあると考えます。小学生に「社会」的な性質があるのかと一瞬思われるかもしれませんが、彼らは現に驚くほどその場の空気を読みに読み込んでいます。そしてその根本はあっけなく言ってしまえば「孤立しないことに命を懸ける」ことです。
他者が隣にいることにより、その子供よりも私は優っている、より多くの知識を持っている、仲間の数も多く、他人に頼りにされているということをその真偽問わず誇示しようとします。その度合いが強い同士が居合わせた場合は最悪で、また正反対の場合も厄介です。つまり「あの子に嫌われるとみんなに仲間外れにされる」という典型的村意識です。
そうするとその子は本音に反して絶対服従するようになり、学びの場でも本来マジメにもかかわらずふざけて見せたりします。一転してひとたび大人と二人っきりになると、マジメで素直になったりします。また、そのBossy(ボスのように振舞う)な子も、圧倒的に勝ち目のない大人を眼前にすると、これまた小さく丸まって素直になるのです。自分のコミュニティーが周りから消えれば、保身の為の「スゴイ己」を誇示する必要性がなくなるからです。
左様に小学生というジャンル(恐らくは未だ中学校でのヒエラルキーを体感していない子供たち)は、集団での指導よりも個別での指導の方が圧倒的に生産的であることが明らかだと体感した一年でした。
小学生のうちに依頼を受けて個別で手をうっておけば、中学生になった時のズッコケ度合いをかなり軽減できる、というのが今現在の見解です。中・高学年で苦手意識が出てきた辺りがベストタイミングかもしれません。教科は何と言っても国・算・英です。
取り急ぎ、お知らせでした。