教室の改装、一段落

2023年9月16日 22時49分

 久御山に来て以来、ストレスでしかなかった中途半端な改装状態の教室スペースのリノベーションをようやく終えることができた。着工よりぴったり2ヶ月。新たに導入した主な道具でぴか一だったのが何と言っても国家規格の防塵マスク。前回の投稿でも記したように、アレルギー体質の人間なら尚更必要で、今では木工をする際に欠かさず付けている。丸ノコのチップソーのように高速回転し、細かい粉塵を出す道具を使う時は必ずつけたほうが身のためである。

 またそれに次いで買ってよかったものはこちら。

 工具は基本的にHIKOKIで揃えている。このエアーダスターはブロアーと違ってご覧の通り全体サイズが極めてスリムで、空気の掃き出し口もかなり小さく集中している。故にそのピンポイントでの風圧はすごいものである。作業を休憩するたびに外へ出て体中に付いた粉塵を吹き飛ばすのに非常に重宝した。

 またグラインダーがけした箇所をこいつで吹き飛ばせば、残留した細かい木の粉塵を取り除くことができ、王道の使い方としては溝などの細かいごみをかき出すのにこれしかないというほどの使い勝手。値段は1万3千円ほどで高い。かなりの間買い渋っていたけれど、いざ買ってみると作業にも生活にも、もう手放せないアイテムの一つとなった。値段で言えばこれは本体だけで、肝心のバッテリーが別途で必要である。

 一番大きなサイズの6.0Ahの14.4Vで1万5千円もする。つまり空気圧で埃を除去するアイテムだけの為に3万円弱もするわけである。キレイ好きで常に汚れを吹き飛ばしたり、吸い取ったりすることを考えている自分個人的には、十分リーズナブルだと言える。・・・でもやっぱり高い。

 ちなみにこのエアーダスターは付属のアイテムを使えば空気入れや、空気抜きに使うこともできる。

 

 教室スペースの詳しいアフター状況はこれから暇があればUPしていこうとは思うが、ひとまずこの天井の開放感と、元々押し入れと床の間だったところがまるごと教室スペースに取り込まれた広さはお分かりいただけると思う。中心に見えている平らなでっぱりは二階の底の部分である。白い部分は総漆喰。天井に張り巡らした木材はすべてこの場所で床材として使っていた杉の無垢材である。天井と杉板の間は本来であれば断熱材をうって、タッカーで止めて、テープで隙間を埋めて処理するのが良いのだが、今回は完成を急いでいたのでそのまま断熱材無しの手抜きで終えた。

 完成して間もなく、机やいすなどを搬入しなおして、オーディオも一緒にセッティングしなおした。今回は音響のことも考慮してリノベーションしたので、早速1000M で音を鳴らしてみたところ明らかな音場の広がりを感じることができた。元々ベニヤ板だった箇所は石膏ボード9.5mmの二枚重ねで19㎜の厚みになり、さらに漆喰が塗ってある。硬い壁の面積がどっと増え、天井も高くなった分音の広がりは当然物理的に広がり、鳴り方も随分とライブ的に変わった。

 これからものが増えていくと音はどんどん吸収されるようになり、ライブな音から反響音はいい具合で減っていき、やがて勉強の後ろ側で自然に響く音でもあり、がっつり一人でピュアオーディオを楽しむこともできる音でもある良い加減のバランスを探す。

 2か月間休みなしのリノベーションを終え、燃え尽き症候群に陥った今、細かい部分(巾木や漆喰汚れの除去など)はもうやる気にならない。しばらく仕事以外は聞けてない買いだめていたレコードをゆっくり楽しむ時間などに充てたい。そう思って自分に言い聞かせていたのもつかの間、「片付いていない状態」が許せない。片づけ、掃除、整理整頓の毎日。同時に次のリノベーションの構想が次々と頭を過る。要はとことんじっとしていられない性分なのである。

 そういう性分で指導中の小学生が夏休みに何もせずに家でスマホ、タブレット三昧だと聞くともうたまらなくなる。それを生きているというのか、死んでいるというのか。「そんなの人それぞれ」なんていう定型句で片づけられるものでもなかろう。勉強する以前に、何でもいいから一所懸命にやってくれ。その為なら勉強を疎かにしても責めはしない。

 いっそのことこの塾の半分はイベント企画事業にして、デジタル端末中毒と言う病に陥った子供たちを救うための1ヶ月山の中での合宿プランを立ち上げてもいい。その間は学校は行かなくてもいい。学習内容はカバーしつつ、残りはひたすらに仲間と山川で無為に過ごす。年に6回、つまり半年は彼らの中毒治癒に取り組むわけだ。今現状よりも社会貢献度は圧倒的に高くなるに違いない。

 冗談でなくまったくもって現実的な話である。

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